永代供養墓|寺院墓地.com

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永代供養墓

永代供養墓とは、お墓の継承者がいなくても寺院や霊園が永代に渡る供養・管理を約束してくれるお墓のことで、通常は生前の申し込みも可能です。
一般的に他の人と一緒の墓、あるいは同じ納骨堂に納骨されることから、「合祀墓」「合同墓」「合葬墓」「共同墓」などとも呼ばれます。
核家族化や非婚化が進む現在、後継者の不在や「家」というものが失われることで、個人によるお墓の所有は困難になってきています。そんな中、死後お寺によって永代に渡って管理してもらえる「永代供養墓」の需要は高まってきています。

永代供養墓と一般のお墓の違い

永代供養墓は、お墓参りをしなくてもお寺が責任を持って永代に渡って供養と管理をしてくれるお墓です。また、墓石代がかからず、墓地使用料が一般のお墓に比べ割安となっており、最初に費用を払えば管理費やお布施、寄付金などが一切かかりません。
また、一般の寺院墓地と違い、基本的に宗旨・宗派を問わず、お寺の檀家になる必要もありません。永代供養墓は、どのような方でも申し込むことが可能です。

永代供養墓の種類

永代供養墓の形式、納骨方法は各お寺によって様々です。予算・立地・納骨方法などを斟酌した上で、自身が希望する形式のお墓を選ぶのがよいでしょう。
また、合祀する形式の場合は、後に改葬してお墓を造るということができなくなるため、選ぶ際には注意が必要です。以下は永代供養墓の代表的なものです。

  1. 広い納骨室に共同で骨壷を安置して使用する合葬式
  2. 最初から遺骨を骨壷から出して土に還す合祀式
  3. 一部を容器に入れて納め、残りを合祀する分骨式
  4. 一般のお墓のように個別に埋葬するタイプ

永代供養墓の費用

永代供養墓の費用は、以下のような構成の「一式料金」となっています。

  1. 永代供養料…永代に渡って供養してもらう費用
  2. 永代使用料…墓地使用料
  3. 永代管理料…永代に渡っての管理費用
  4. 納骨料…納骨手数料
  5. 刻字料…墓誌に納骨者名などを彫る費用

お寺によって費用についてはまちまちで、これ以外にも入檀料や年会費が必要になる場合もあります。費用は供養の期間や納骨方法などによって上下しますが、一般のお墓よりも安価である場合がほとんどです。